自己肯定感を上げるには
ほめる・成功体験が大切
というのがよくありますが
自己肯定感を上げるためには
成功体験が大切と過信すると
逆に自己肯定感が下がるかもしれません☠️
0歳から12歳の保育者の
保育の核として
自己肯定感を大切にしています
心理学の授業での
論文も書いてA評価を
もらいました✨
出典:子育て相談ドットコムより
子育て”オールインワン”
ブログでは
子育て支援として
子育て家庭に役立つ情報を
相方のミキーと一緒に
漫才形式で楽しみながら
学べるようにしています✏️
自己肯定感を上げるのは
大切ってよく言うよね!
この記事では日本人に合う
【正しい】自己肯定感について
解説しています✏️
この記事を最後まで読むと
日本人に合う自己肯定感を学べ
子どもの能力を
最大限に引き出せるように
なるかもしれません😊
自己肯定感は文化心理学の視点で2種類ある
実は、自己肯定感には
西欧流の相互独立的自己感と
東欧流の相互協調自己感の2種類があります!
結論から言うと
日本人の自己肯定感が低いのは
西欧流の相互独立的自己感を
重視しているからです⚠️
単語が難しくて
パッとイメージ
わかないなぁ・・・
わかりやすく
解説するね✏️
相互独立的自己感とは西欧流の自己肯定感
アメリカのヒーローものを
イメージしてもらうと
わかりやすいです
西欧流の自己肯定感とは
能力や自尊感情など
自分の中にある(独立している)ものを
高めていくことを重視する傾向があります。
これが相互独立的自己感です
西洋人の文化は
自己肯定感を高めるため
「俺はこういうことをやったのだ!」
「こういう能力があるのだ!」
とアピールするようなことが
よくあります
お互いがお互いを褒め合うという
コミュニケーションをよくする
という文化ともいえます💡
相互協調自己感とは東洋流の自己肯定感
日本などの東洋に根強い自己感で
西欧流の
自分を高めていくことを重視するのに対して
日本流は
他者との関係の
充実(協調)を重視することが
自己肯定感に繋がりやすいと
文化心理学ではいわれています
日本の自己肯定感は
「私は周囲を信頼している」
「ありのままを受け入れてもらっている」
つまり
「自分が自分であっても大丈夫」という
「評価」ではなく「共感」することを
大切にしている文化といえます
「Let it go」が
流行ったのも
日本は共感を大切に
しているから
なのかもね⁉️
1996年のアトランタオリンピックで
銅メダルを獲得した
元、女子マラソンランナーの
有森裕子選手の名言で
「自分を褒めてあげたい」
(相互独立自己感の発言)
が当時、話題になりました
それが話題になったのは
日本で馴染んでいる
相互協調的自己感とは
異なるからだと考えられます💡
文化の違いの
イメージ図は
こちら↓
上の画像は
左(①)が西欧流自己肯定感
(自分と周りは独立している)
右(②)が東洋流自己肯定感
(自分と周りは繋がっている)
欧米流の成功体験を過信すると日本人は危険
成功体験は欧米流の
相互独立的自己感に基づくものです
とあるように
成功体験を過信しすぎると
方向性が違うので危険です☠️
気をつけて欲しいのは
成功体験が間違い!
という訳ではなくて
過信すると危ないという
意味だよ💦
その理由について
さらに詳しく
解説していくね!
日本独特の文化
西欧は相互独立的自己感
日本は相互協調自己感
文化の違いがあるとありましたが
日本には西欧とは違う
独特な文化があります
「私なんかまだまだです」と言う人に
「いえいえ、そんなことないですよ」
と言ってあげるのが日本流です
お互いを褒め合う西欧的文化とは
だいぶ違うことがわかります
自己肯定感世界ランキングは当てにならない
引用:今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~
図表1は内閣府が出しているもので
批判するとBANされそうで怖いですが(笑)
世界と文化が違うのに
このアンケートだけで
日本の自己肯定感が低いと
決めるのは疑問があります😑
ただし
アンケートだけでは
疑問が残るけど
保育者として
子供たちの自主性や
自己肯定感が
年々、下がっている
実感はあります
日本人の自己肯定感が低いのは過剰な競争社会のせい
結論からいうと
文化が違うのに
西欧流の相互独立的自己感を推し進め
競争による脅し社会が
大人のみならず
子供たちの日本教育の世界にも
溢れ出してきたのが原因の1つと
考えられます💦
脅しが自己肯定感を低くする
戦争とまでゆかずとも、国の力で、
引用:あたらしい憲法のはなしより一部引用
相手をおどすようなことは、
いっさいしないことにきめたのです。
これを戦争の放棄というのです。
日本は戦争をしていません。
しかし、あたらしい憲法のはなしの
例文がありますが
脅し社会は残念ながら
子供たちの世界にも蔓延していて
平和とはいえません💦
脅し社会の例は
大人になるために
どれも大切なことは確かです。
しかし、大人の◯◯すべき!という
価値観が大きすぎると
子どもは
出来ない自分はダメなんだ😔と
ボディーブローのように
ジワジワとダメージを受け
自己肯定感が徐々に
下がっていきます
難しいのは
トラウマなど強い経験で
下がることもあるけど
自己肯定感は
日々の積み重ねが大切で
自己肯定感が高いのか
低いのか分かりづらい
特徴があるよ
脅しによる子供の人生観の変化
1960年代の高度経済成長以来、
そうして1973年の
オイルショックによって
拍車をかけられた「競争原理」の
浸透の中で端的にいえば、
おとなの生き方が
経済的豊かになること、
モノにとらわれた生き方に偏り、
人生を「レース」のように見なす
狭い人生観にとらわれてきたことの
ツケが
子どもの「問題」として
現われてきているのだと考える。
人生を「レース」だと
思い込む人生観が
「早く走らないとみ捨てるぞ」という
「脅し」を生み、子どもたちの生活を
「高速道路」にしてしまっている。
子どもたちの成長の過程にきちんと
「さようなら」と「こんにちは」を
しながら育つことが
できなくなってしまっている。その結果子どもたちは
引用:「生きることと自己故肯定感」新日本出版2005,高垣忠一郎,5〜6頁
生きる物語を見失っている。
高垣忠一郎さんの
生きることと自己肯定感にも
あるように
資本主義が広がり
豊かさ=モノや経験など
目に見えやすいモノが
重要視されるようになりました。
ネットを見渡せばキラキラした
情報が転がっています
Instagramの
インスタ映えなんか
特にそうだよね!
良く言えば
目標や手本が
見つけやすい時代
悪く言えば
周りと比較し
焦りやすい社会とも
言えます
習い事させないと
可哀想なのかしら
このままだと周りの子と
差がついてしまう
その親の焦りが
期待という
美化した言葉に代わり
子供達の人生をも
レースのような
狭い人生観に
引きずり込んでいないか⁉️
子どもの人生を
高速道路化してしまい
サービスエリアで休憩することも
ままならないから
子どもの心が耐えられず、爆発し
様々な問題が出てきているのではないか⁉️と
高垣忠一郎さんは指摘しています⚠️
これは耳が痛い話だね💦
熱心な親ほど
気をつけないとだね!
これを知った時
思わずギクっ!と
なった1人だよ😅
自己肯定感が育みにくい社会になっている
子どもたちの
成長の過程にきちんと
「さようなら」と「こんにちは」を
しながら育つことが
できなくなっている
とありましたが
成功体験のような
能力が大切だ!という
相互独立的自己感を
中心とした教育が
子どもの成長で大切な
過程がないがしろにされやすい社会に
なってきたことによって
自分の人生を考える時間が減り
自己肯定感を始め
心を育みにくい社会になっている
のではないでしょうか?
心を育むには
親は過程を見る事と
子供も
ダラダラする時間が
大切ってことだね☆
日本人の自己肯定感が
低い原因はわかりましたか?
まとめの後に
自尊心と自己肯定感の違い
自己肯定感の高め方
の記事を貼っておくので
そちらも参考にしてみてね♪
日本人の自己肯定感が低い原因まとめ
最後まで読んでくれて
ありがとうございました♪
自尊心と自己肯定感の違い
自己肯定感の高め方
の記事は下記になります
参考書籍
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