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・5歳児にピッタリの絵本を知りたい
・学校の勉強についていけるか不安
・おすすめのモノクロ絵本を知りたい
5歳になると少しずつ文字が読めるようになり、絵本に対する関心が高まってきます。親として、意欲が高い時期にピッタリの絵本を選んであげたいですよね?
モノクロの絵本は5歳にピッタリの絵本で、就学前準備にもなり学校生活をスムーズに始めやすくなります!
この記事を書いた人
出典:子育て相談ドットコム
この子育て”オールインワン”
ブログでは
相方のミキーと一緒に
漫才形式で楽しみながら
学べるようにしています✏️
よろしくね!ハハ☆
今回の記事では、元保育士で学童保育支援員の私が以下の2点を解説しています。
- なぜ、5歳にモノクロの絵本が
よいのか? - 1年生が勉強でつまずく原因
就学前にピッタリなモノクロ絵本や5歳に最適な絵本セットも紹介しているので、学校生活をスムーズに始めるためにも、ぜひ活用してみてください😊
モノクロ絵本のメリット3選
- 落ちこぼれになりにくくなる
- 早期教育は非効率
- 幼児期の集中力UPに最適
幼児期にモノクロの絵本を読むと、落ちこぼれになりにくくなる
0歳の絵本の選び方のコツの記事では、カラフルな絵本を選ぶとありました。その理由は、集中力が少なく興味が継続しないからです。
色で足りない能力を
補う感じだね☆
しかし、入学までにカラフルな絵本しか知らないと、文字ばかりの教科書に戸惑い、いわゆる落ちこぼれになってしまうリスクがあります。
つまり、幼児期の間に
色味が少なく
文字中心の絵本に
慣れておくことが大切♪
1年生の勉強でつまずくのは、能力ではなく慣れていないせい
学童保育支援員として、毎日宿題をみています。1年生の宿題をみていて、つまずく子の特徴は「音読が苦手な子が多い」ことです。
例えば、問題を読んであげると、解けるのに自分で読むと解けないという子が多数います。(文字の理解に苦戦するタイプもいますが、普通に読める子も苦戦しています)
つまり、教科書のような色味が少ない本に不慣れだと、教科書を見ることにリソースが使われ、本来の能力を発揮できていない子が多いということです。
入学するまではカラフルな本ばかりのみで、いきなり教科書の本を読もうとするのは、自転車に例えると補助輪をつけていたのにいきなり補助輪を外して乗るようなものです。
大人でも、慣れることで心が落ちつき初めて集中ができます。1年生の発達段階はバラバラです。文字が読める・読めないの能力が大切なのではなく、事前に慣れておくことが最も重要です。
でも、慣れさせるより
早期教育した方が
良いんじゃない?
早期教育の差は8歳でほぼなくなる
「IQ」という言葉をきいたことがあると思います。IQの追跡調査を40年にわたって調査したペリー就学前プロジェクトでは以下のような結論がでました。
ペリー就学前プロジェクトの結果
5歳時点でのプロジェクト対象児童のIQの優位性は8歳時点で消滅したという調査結果です。
出典:データの時間 就学前の幼児教育がもっともコスパが高い?1960年代のペリー就学前プロジェクトで明らかになったこととは?より
幼児教育や早期教育が
大事!と騒がれるよう
なったのは、この研究が
元といわれているよ★
画像でもわかるように、就学前に早期教育(IQ教育)を頑張っても、8歳にはその効果は切れてしまうことがわかります。ただし、幼児時期に適切な教育をするのが1番効果的というも結論があります。
ん?どういうこと?
結論だけ言うと
幼児期は勉強(IQ)より
遊び(EQ)の方が大事
EQとは非認知能力のことです。子育てに熱心な方は聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
EQについては、この記事と脱線してしまうのでいずれ記事を書きます。記事の更新を発表しているので気になる方はTwitterのフォローをお願いします。
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早期教育を頑張る→いずれ差がなくなる
どうせ頑張るなら慣れさせる方が効率的
モノクロの絵本で集中力があがる
モノクロの絵本は、色味が少なく4歳までは集中して聞くことが難しいです。しかし、4歳の絵本の選び方の記事で紹介した※スキャモンの発育曲線によると、5歳児の集中力は大人の80%とほぼ一緒です!
スキャモンの発育曲線とは?
子供が成長していく中、器官や機能はそれぞれ個々に発達していくとされており、一つの事柄においても吸収しやすい時期としにくい時期があるとされています。
その時期を曲線で示したものを「スキャモンの発達・発育曲線」と言います。
出典:HOS 花園スタジアムより
出典:SGS総合栄養学院より
5歳くらいになると
神経型は大人と
ほぼ変わらず
集中力を
あげる下地ができた
ということだね🌟
※神経型とは脳や脊髄の発達のこと
(100が大人の基準)
5歳の絵本選びにモノクロの絵本をおすすめする理由は、集中して聞く下地ができていて、教科書に慣れるための最適な教材だからです!
ぜひ、モノクロの絵本を
取り入れて、小学校生活を
ロケットスタートしよう♪
おすすめのモノクロの絵本4選
- もりのなか
- はなをくんくん
- おめめがさめた
- いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう
モノクロ絵本は
ニッチな分野なので
商売の性質上
書店では見つけづらい
からネットで
買うのが吉だよ★
もりのなか
「もりのなか」は世界傑作絵本シリーズにも選ばれている本です。作者のマリー・ホール・エッツさんはアメリカの絵本に与えられる最高の賞【コールデコット賞】の受賞歴もあります。
モノクロ絵本界の代表作品の1つです。
ストーリーは、ラッパを持った少年が森の中をさんぽしていると、一緒にさんぽしていい?と様々な動物が仲間に加わり、一緒に遊んでいたがそれは夢だった・・・というお話です。
この絵本の良いところは、絵は白黒で描かれていますが「はいいろのこうのとり」・「ちゃいろのくま」と文字で説明が書かれているので想像力をはたらかせるような仕掛けがあります。
初めてのモノクロの絵本におすすめです!
はなをくんくん
この絵本はモノクロ絵本の弱点を逆手に取った作品です。
ストーリーは、冬眠をしていた森の動物たちが良い香りに向かってみんなで走っていきます。そこには春の香りがあり、みんな大喜び♪というお話です。
モノクロの絵本の最後ページで「春の香りの元」となる絵を1色だけで表現することで、鮮やかな印象を与え、動物たちの感動の大きさを表現しています。
刺激が少ないからこそ、最後の1色に感動します。テレビやYoutubeなど、刺激が多い映像に慣れてしまっている子におすすめの作品になります。
おめめがさめた
モノクロ絵本では珍しい日本人が描いた絵本です。
絵は「絵本にっぽん賞」の受賞経歴をもつ福田岩緒さん、作者の森山京さんは小学館文学賞の受賞経歴もあります。
ストーリーは至ってシンプルで、真っ暗の中に後ろ姿の動物が描かれていて「だれかな?」とクイズ形式で始まり、正解はクマでした!というお話です。黒ばかりの絵本なのに、ほっこりする内容で日本人ならではの作品です。
シンプルな絵本なので、2歳でも楽しむことができます。長いストーリーが苦手な子にもおすすめです。
いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう
全国学校図書館協議会選定「必読図書」・「基本図書」、サンケイ児童出版「文化賞」推薦、厚生省中央福祉審議会推薦など、様々な協会からお墨付きをもらっている絵本です。
ストーリーは、人や荷物を運ぶのが仕事の機関車「ちゅう ちゅう」が自由を求めて、運転手から逃げだします。しかし、トラブル続きのところを運転手が助け、やっぱり大切にしてくれる運転手の元が良いと日常に戻る・・・というお話です。
トーマス好きな子なら
ハマると思うよ!
周りを羨むより、自分がもっているものを大切しよう!というメッセージが込められている絵本です。
この絵本は文も長く、42ページとかなり読み応えがありますが、就学前準備の集大成としてちょうど良い絵本です。
長くて集中が持たない時は
日をまたいで
2回にわけてもOKだよ👍
5歳の絵本の選び方とおすすめのモノクロの絵本4選まとめ
モノクロの絵本だけでなく
5歳に最適な絵本がほしい
人は絵本ナビの【年齢別】
ベストセレクションが
おすすめだよ🌟
絵本ナビとは絵本の
専門サイトで
ベストセレクションの
内容もチェックしたけど
保育者としても
納得のラインナップです!
これまで0〜5歳の発達段階をもとに、絵本の選び方やおすすめの絵本を紹介してきました。
絵本は楽しみながら子どもの心や知的好奇心を育む最高の教育教材です。豊かな絵本を選ぶことは子どもの人生も豊かにします。
おすすめした絵本はほんの一部で、魅力的な絵本は無数に存在します。この記事が、お子さんの幸せを願う親の絵本選びの手助けになれば幸いです☺️
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