※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
絵本って子ども向けの本だと
思っていませんか?
実は、絵本には人生を豊かにするヒントが
たくさんつまっています💡
元保育士で小学校へ読み聞かせに行くなど
年間300日以上絵本を読む私が
娘が大人になった時にもう1度読ませたい
常識にとらわれない哲学的な絵本を
3つ紹介したいと思います。
この記事を書いた人
出典:子育て相談ドットコム
この子育て”オールインワン”
ブログでは
相方のミキーと一緒に
漫才形式で楽しみながら
学べるようにしています✏️
よろしくね!ハハ☆
この記事を読むと、子どもが喜ぶ絵本が
わかるだけでなく、子育てが楽しくなる
考え方や我が子が大人になった時に幸せな人生を暮らすキッカケになるので
ぜひ、最後まで読んでみてください♪
大人でも考えさせられる絵本3選
おすすめの絵本は以下の3つになります。
・ぞうくんのあめふりさんぽ
・おにはうちふくもうち
・うんちっち
ぞうくんのあめふりさんぽ
ぞうくんのあめふりさんぽのストーリー
雨の日に、ぞうくんは池へお散歩にでかけます。
しかし、ぞうくんは泳げません❌
段々深くなっていく池の途中で
ワニくん・カバくん・カメくんの友達に出会い
泳げないぞうくんを背中に乗せてあげて
一緒にさんぽをし、最後には・・・
というストーリーです。
おすすめの年齢
やわらかいタッチの絵とページ数が30。
文字数も1ページ20文字前後しかないので、
絵本の推奨年齢は3歳からとなっていますが
2歳から飽きることなく楽しめます。
※2歳児クラスの担任時でも人気でした😊
楽しむポイント💡
この絵本の楽しむポイントは
最後にカメくん🐢がやってきて
みんなを背中に乗せるも転び
「ウワァァー😆」と叫ぶシーン!
慣れてきたら子供も一緒に言って楽しんだり
私は布団で読み聞かせをしているので
読み終わった後にごっこ遊びとして
親がカメ役、子どもがぞう役になって
四つん這いになり、「ウワァァー😆」と言って
ひっくり返るごっこ遊びをたまにします♪
(時間に余裕がある時に⚠️)
その時の様子がコチラ↓
ぞうくんのさんぽの絵本は大型絵本化や
シリーズ化だけでなく、点字付きの絵本も
販売していて、視力の有無に関わらず
感触も楽しめるようになっています♪
出典:EhonNaviより
感想がコチラ↓
ポコポコが楽しい
点字付きの絵本を初めて読みました。
出典:EhonNavi morimoriさんの声より
点字がついてますが、
それだけでなく、
動物たちにも凹凸がついていて、
感触が面白いです。
ぞうくんはツルツル、
かばくんはザラザラ、
わにくんは歯がボコボコ
していました。
子どもも触って喜んでいました。
4,000円弱と絵本にしては値が張りますが
推奨年齢2歳からなので
プレゼントとしてもオススメです♪
この他にも、パズル・すごろくにもなっていて
子ども達からの人気は絶大です😍
一緒に読んだり、ごっこ遊びをして
物語の世界を一緒に楽しむのがオススメです。
読み返したいのは、常識を疑う冒頭の部分
少し、大きくなってから読み返したい部分は
冒頭にある
「今日はあめふり、ぞうくんはごきげん♪
(良い天気だから)さんぽにでかけよう♪」
というシーン。
「雨」=悪い天気というのが一般的ですが
傘を売っている店や
カッパや長靴が好きな子どもにとっては
「雨」=良い天気と思う人もいますよね?
育児でも、ほんの数年前は
・育児は母親がするもの
(台所は女の場所)
・3歳までは、家庭で育てろ
(3歳児神話)
・抱き癖がつくから、抱っこしない
こんなことが常識のように言われてきました💦
LGBT(Q)が広く浸透するなど、これからも
多様性が求められる社会になってきます。
多様性を楽しみながら、知る意味を込めて
「なんで、ぞうさんにとって雨は
良い天気なんだろう?」と
子どもと一緒に考えてみてください💡
そのやりとりは
何歳からが良いの?
やりとりの目安は8歳くらい(小3)
やりとりの目安は8歳くらい(小学校3年生)
くらいがオススメです💡
7歳(小2)までの子どもは
親・先生=絶対的な存在で、仮に大人が
間違ったことを言っていても他の意見を
受け入れるのは発達段階的に難しいです😓
思わず苦笑いしたのは
学童の子が
「A君がB君のこと
嫌いって言ってたよ」と
B君に報告していたこと。
・嘘をつかない
・正直にいう
と先生に習ったらしいけど
そういうことじゃ
ないんだよね(笑)
一方、9歳の小学校4年生になると
ギャングエイジ期といって、大人が絶対ではなくなり柔軟な思考を獲得し始める時期です。
親としては
素直に言うことを
聞かなくなってくる時期で
悲しくなるけど、順調に
育っている証だなんだね🌟
大人が絶対の7歳(小2)
柔軟な思考を獲得し始める9歳(小4)
その狭間にいる8歳(小3)が
【常識を疑う経験をする】という意味で
ベストな年齢だと私は考えます!
もちろん
早すぎる、遅すぎる
というのはないので
あくまで目安です♪
ツイートにもあるように【視点を変える】という意識が心の中に残っていると
自分の人生が豊かになると思っているので
私自身も、6歳の娘が小3になったら
やりとりしたいと思っています☺️
次は中学年(4年生)にも
オススメな節分の絵本を
紹介するよ♪
ふくはうちおにもうち
ふくはうちおにもうちのストーリー
鬼は外!と寒い外で困っている鬼をみかねた
父親が可哀想だからと、家の中に招き入れて
オ・モ・テ・ナ・シをすると
楽しそうだからと福の神がやってきて
一緒に宴会を始めるという内容。
Twitterで紹介したら
素敵な感想頂けたので紹介します💡↓
おすすめの年齢
おすすめの年齢は9歳(小4)から!
もちろん幼児期からでも、優しい鬼もいるという意味も込めて、読むのも良いですが
幼児期にとって鬼=怖い!😱
という印象が強いので
受け入れるのが難しい子もいると思います。
しかし、9歳(小4)になると
柔軟な思考が育ってくるのでストーリーが
素直に入ると思います。
具体的には
サンタクロースを
疑い始めたくらいが
ちょうど良いです♪
楽しむポイント
楽しむポイントは
読み始める前に、「最強」ってどんな人?と
質問し、子どもの意見を聞いてから
読み始めること💡
学校の読み聞かせで行った具体例
「最強」ってどんな人?と
子ども達に質問しました。
(例:日本人で1番偉いのは「総理大臣」)
子ども達からこんな面白い回答がありました↓
ムキムキマッチョな人!
校長先生!
ママ!😆
ママ!と答えた子の家庭は
ママの方が家庭での権力が
強いのが伺えるね!★
大体の回答は「力や権力がある」という
足し算的回答でした。
しかしこの絵本は
本来は敵である鬼と「仲良くなる」
つまり、敵がいなくなるという「ない」という
引き算的思考も大切だよ😊というメッセージが
込められているように感じました✏️
締めとして私が実際にしたのは
黒板に以下のことを書きました✏️
最強=敵がいないこと
=友達(仲間)が多いこと
ルフィや炭治郎みたいに友達に優しくすると
最強の人生をおくれるかもよ?😁と伝え
また来るから
しゅり先生と仲良くしてくれる人?🙋♂️と
聞いたら、学童の子は手を上げず。
さすが、笑いのツボがわかる中学年だな
と思いました(笑)
真面目な話に戻ると
大人になると、世間体など目には見えない
無数の敵が出てきます。
子どもを守ろうとするがあまり
味方である保育者や先生を責めてしまうのが
いわゆるモンスターペアレントではないかと
私は思います。
もちろん、先生だろうとおかしいことに
声をあげることは大切ですが
一方的に責めて、自ら敵を作ることは
子どものためにも避けたいですよね💡
我が子が親になった時に
受け継いでいきたい
絵本だね🌟
最後に、親にこそ
読んでほしい絵本を
紹介するよ♪
うんちっち
下ネタの絵本かよ😕と思った人もいるかと思いますが実は、奥が深い絵本なんです!
この絵本の原作はフランス人で
翻訳を務めた上智大学卒の伏見操さんが
フランスに出向いて出版までこぎつけた
情熱が詰まっている絵本なんです!
うんちっちのストーリー
うんちっちのストーリーを簡単にいうと
赤ずきんちゃんの登場キャラが
うさぎver.のようなお話です。
画像にもあるように、主人公のシモンという
ウサギは何を言われても「うんちっち」としか答えません。
とある日、シモンがオオカミに食べられてしまいます😱
すると、オオカミも「うんちっち」しか言えなくなり医者を呼ぶと、その医者はシモンの
お父さんで無事救出する!という大人からしたらツッコミどころ満載の絵本です(笑)
無事、帰宅したシモンは
お母さんの温かいスープを飲むと
「わあ!これ、すごくおいしいね!」と
初めて、うんちっち以外の言葉を話します😲
でも、最後は・・・というストーリーです✏️
おすすめの年齢
2歳〜小3までの子が大爆笑して読める
対象年齢がとても広い絵本です。(実証済み)
排泄を知らせる習慣をつけるための
トイレトレーニングにも使えます💩
楽しむポイント
とにかく、恥ずかしがらずに読むこと!
これに尽きます‼️
そして、注意点もあります⚠️↓
出典:好書好日より
「ちびくん、おふろにはいろう!」の
「!」を「?」に変えてはいけません❌
この絵本の核なので、「!」の部分は
忠実に読みましょう!
理由は、次章で♪
「!」を「?」に変えてはいけない理由
結論から言うと
シモンが「うんちっち」しか言わない理由は
すべて、”命令形”で言われているからです。
出典:好書好日より
「ちびくん」と呼ばれていたり、他の声かけも
「ほうれん草をおたべ!」と普段から
怒られているのがわかります。
しかし、オオカミ事件から帰宅し
ママに優しい言葉を受けて
初めて言葉をしゃべります。
この絵本が伝えたいことは
命令ばかりしていると心を開いてくれない。
感謝や思いやりを伝えると、心を開いて
子育てもうまくいく。というメッセージが
込められていると私は思っています。
【しつけ】のためや日々の生活が忙しくて
頭ではわかっていても
ついつい命令形になってしまう私たち💦
この絵本は、子育ての基本ができているか?
親や保育者に問いかけるような絵本で
単なる下ネタの絵本ではありません🙅♂️
私は、自身が
イライラしてると
思ったときに
あえてこの本を読もう!と
娘にお願いしています📘
そして、「!」の部分を全力で読んで
発散しています🗣
学校の読みきかせで行った具体例
小学校2年生の読み聞かせを行った時の
やりとりの様子です。
なんで
シモンを食べたオオカミも
うんちっちしか
言えなくなったのかな?
シモンを食べて
病気が移ったから
お腹の中で生き残ってて
助けて!と
言ってるんじゃない?
なんで、シモンは
しゃべれるように
なったのかな?
「君の名は」みたいに
能力が入れかわった
んじゃない?
子ども③の発言には思わず、笑いました😆
思い通りにいかない時こそ
優しく言おうね!わかったか😡‼️
先生ができてないじゃん!
締めのオチとして、ワザと命令形で言ったら
すかさず、ツッコミをいれる子ども達😊
笑いながらの子もいれば、目がマジな子もいて
怒る女の子は学童の子で
実際ケンカっぱやいです(笑)
絵本で性格とか
分かるんだね!★
イヤイヤ期で疲れている
親自身や
孫が2歳になったら
我が子に
プレゼントするのも
良いかもしれません♪
人生を豊かにする絵本まとめ
この記事で1番伝えたいことは
「ふくはうちおにもうち」の
引き算的思考のように
習い事など、特別なことをしなくても
子どもを成長させるものは、日常の中に
いっぱいあるということ💡
特別なことしてあげる=愛情
であるのは違いないですが
人生を豊かにする1番の方法は
今を楽しむ柔軟な視点や発想をもつことです。
紹介した絵本が、人生を豊かにするツールの
1つとして家庭で役立てば幸いです☺️
最後まで読んでいただき
ありがとうございました♪
幼児ランキング
コメント